昔は、株屋といえば、サラ金より、地位が低かった。
だから、約100年前に株屋と取引していた私のおばあちゃんは、すごい人だった。夫婦だけれども、商売をいっぱいやっていました。
物を売る商売もやっていたし、店舗の他に自宅もあって、そこで、旅館業をやったり、不動産賃貸も何軒かやっていた。
だから、私は、貧乏な人だけれども、おばあちゃんは、すごかった。私の父は、事業をダメにして、すっからかんになりました。だから、私は、すごく貧乏でした。
おばあちゃんは、すごくて、自宅の渡り廊下で、座って、いつも、お灸をしながら、今はない、短波ラジオで、株の数字が読み上げられるのをじっと聞いていました。株の達人でもありました。
会社の株って、昔は、単価50円でした。そんな時に買い付けて、持っていたもんだから、すごく儲かった。
でも、当時は、株屋は、サラ金より、タチが悪かったから、なかなか、株をする人は、いなかった。
そんな昔の株主優待は、すごかった。
昔の株主優待は、東京の高級ホテルでの宿泊や超豪華周遊観光とかあり、色んなところに、超豪華旅行に行ったようでした。母は、それで、あちこち行ったらしい。けれども、基本的に、おばあちゃんは、ケチだった。だから、私の母は、株主優待での旅ぐらいしか、思い出がないようです。
その上に、私の父が事業に失敗した、そんな父と長く一緒にいるから、家族からは、同情されています。
そんな感じで、みんなが避けるようなところが、儲かるようです。今、何が、儲かるかは、私は、才能がないので、わかりません。
しかし、おばあちゃんは、すごかったことには、間違いないです。しかし、私は、お金持ちでは、ありません。こうやって、時代は、変わりますから、お金持ちの家庭が、代々お金持ちではないことが、わかりますね。
そういうことで、昔の株屋は、サラ金より、嫌われていました。そうして、株主優待は、壮大にすごかったことを書いてみました。
評価額 41,777,070円
含み損益 +19,796,870円


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